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お金がない時の乗り切り方8選や足りない状況で絶対にやってはいけないこと4つ

お金がない

急な出費で突然お金がない(足りない)状況に陥ってしまう事もあるでしょう。

中には、浪費や贅沢をしていないのに慢性的にお金がない時が続き困っている人もいるのではないでしょうか?

この記事では、お金がない時や足りない時に使える乗り切り方や長期的な解決策を紹介。

お金がなくて困っている人やお金が足りなくなる理由を知りたい人はぜひ参考にしてください。

Contents

お金がない時に使える乗り切り方8選

お金がない原因を見つめ直したところで、お金がない問題を今すぐ解決するのは難しいです。

まずは現状を打破するために、手っ取り早くお金を調達できる方法についてまとめました。

一旦お金を工面できれば冷静に今後を考えられる余裕が出てくるかもしれません。

無理のない範囲で、自分に合った資金調達方法を選んでください。

おすすめのお金の調達方法

  • カードローンでお金を借りる
  • クレジットカードのキャッシングでお金を借りる
  • アプリやリサイクルショップでものを売る
  • 質屋でお金を借りる
  • 単発、日雇いのバイトで稼ぐ
  • クラウドソーシングで稼ぐ
  • 親や友人に借りる
  • 公的融資制度を利用する

今日中に用意しなければならないお金がある人はカードローンの利用がおすすめ

10万借りたいなど今日明日中に用意しなければならないお金がある人は、カードローンの利用がおすすめです。

カードローンは申し込んで審査に通ったら、限度額の範囲内で自由にお金を借りられます。

  • 生活費が不足している
  • 冠婚葬祭で急にお金が必要になった
  • 車検費用を立て替えたい
  • 旅行に行くためにあと少しお金が足りない

お金の使用用途も決まっていないので、以上のようにどんな目的でお金が必要でも利用可能です。

カードローンは、銀行・信販系・消費者金融のいずれかから選択できます。

カードローンの種類 消費者金融 銀行 信販系
金利 3.0~18.0% 1.5~14.0%前後 1.5~15.0%前後
審査時間 最短30分前後 最短即日 最短即日
融資時間 最短即日 最短翌営業日 最短即日
無利息期間 あり なし なし

消費者金融は高金利ですが、融資スピードが早く、申し込んだ当日にお金を借りられます。

お金がなくてどうしても今日中に融資して欲しい人は、消費者金融カードローンを利用しましょう。

融資までに少し余裕があってもいい人は、銀行または信販系カードローンがおすすめです。

消費者金融より金利が低いので、お金がなくて返済が厳しい人でも負担を減らせるのがメリットです。

例えば10万円を借りた場合、消費者金融と銀行カードローンそれぞれの金利は、以下のようになります。

金融機関 返済額 ¥5,000/月
(1年8ヶ月)
消費者金融の
カードローン※1
¥28,110
銀行のカードローン※2 ¥23,840

(参照元:https://www.smc-g.co.jp/loannavi/10manyen/)
※1 金利年率:18.0%・無利息期間:30日間の場合
※2 金利年率:14.5%の場合

毎月5,000円の返済では、銀行カードローンのほうが4,000円ほど利息が低くなっています。

カードローンでの借り入れは金利を含めて返済し続けなければなりません。

慢性的にお金がなくて困っている人は、毎月の支出に返済が追加されるため、かえって生活が厳しくなる可能性もあります。

カードローンに申し込む前に、返済シミュレーションを行って毎月の収支と照らし合わせましょう。

クレジットカードのキャッシングは審査なしで即日融資可能

カードローンだけでなく、クレジットカードのキャッシングも即日融資可能です。

クレジットカードを申し込む時にキャッシング枠を付帯させていると、審査なしで今すぐお金を借りらるので非常に便利。

急いでお金を用意しなければならない人は、自分が持っているクレジットカードにキャッシング枠が付帯していないか確認しましょう。

キャッシング枠の有無は、クレジットカードWebサイトのマイページか、毎月の明細書で確認できます。

キャッシングで借りたお金はカードローンと同じように、毎月一定金額ずつ返済。

無理のない範囲で返済できるよう、借りすぎには注意してください。

今月だけお金がないならクレジットカード支払いにすればOK

クレジットカードのキャッシングも、いわゆる「借入」の一種です。

お金を借りる行為に抵抗があり、かつ「お金がないのは今月だけ」という人は、支払いをクレジットカードに切り替えましょう。

クレジットカードを使った買い物の支払いは来月以降になるため、今すぐお金を使う必要がありません。

来月以降は収入が安定して支払う目処が立てられるなら、一旦今月だけ支払いをクレカに集中させれば問題ありません。

ただし、手元からお金がなくならない分使いすぎてしまう可能性もあります。

クレカの使用履歴を定期的に確認して、来月の収入を超えないよう調整して使ってください。

アプリやリサイクルショップで不用品を売る

手元に不用品がある人は、物を売ってお金を得るのも方法の1つです。

これまで物を売る場合、リサイクルショップに出向く必要があり、面倒に感じてしまいがちでした。

買取価格も低いため、「労力をかけて持ち込んでも思ったよりお金が得られなかった」とがっかりした人も多いでしょう。

しかし最近はフリマアプリが発達し、ある程度の物は最低価格300円以上で売却可能になりました。

家にいながら写真を撮るだけで不用品を売却できるので、気軽にお金を稼げます。

売却する場所 販売難易度 お金を受け取れるタイミング 主なアプリ・店舗
フリマアプリ 簡単 最短3日ほど ・メルカリ
・ヤフオク
・フリル
リサイクルショップ 持ち込みが面倒 当日 ・ブックオフ、ハードオフ
・セカンドストリート
即金アプリ 簡単 当日 ・CASH
・ゲオスグ

メルカリなどのフリマアプリは、商品が売れてから発送し、相手に届いて評価を受けてからお金が支払われます。

出品や売却は簡単ですが、お金を受け取るまで数日かかるので注意しましょう。

リサイクルショップへの持ち込みは面倒ですが、当日中にすぐ現金で受け取れるのがメリットです。

CASHやゲオスグのように、出品したら当日中にお金を振り込んでもらえる「即金アプリ」と呼ばれるアプリも増えています。

不用品がたくさんある人は、複数のアプリを使いこなして効率的にお金を稼ぎましょう。

フリマアプリやリサイクルショップは、鑑定できないノーブランド品でも買い取ってもらえるのが嬉しいポイントです。

ブランド物が手元にあれば質屋もおすすめ

ブランド物のバッグや時計が手元にある人は、質屋でお金を借りられます。

質屋とは、価値のある品物を預け入れて担保とし、品物の査定金額を基準にお金を貸してくれるお店です。

質屋で借りられる金額は、預け入れる品物の査定金額7~9割ほど。

例えば100万円の価値がある時計を預け入れたら、70万円も借りられます。

借りたお金を3ヶ月以内に返済すれば品物は戻ってきますが、返済しきれなかった場合品物は売却扱いとなって手元に戻ってきません。

逆に考えると、売却してもいい品物を預けた場合、最悪お金が用意できなければ返済しなくてもよくなります。

質屋は持ち込んだ当日にまとまったお金を借りられるので、お金がなくて困っている人に向いています。

働きに行けるなら単発・日払いのバイトで稼ぐ

新しくバイトを見付けるのが億劫な人、本業があって継続的にバイトをできない人は、単発バイトがおすすめです。

単発バイトを斡旋してくれる派遣会社に登録しておけば、自分が行ける日だけ仕事できます。

単発バイトは日払いの場合が多く、働いた分だけすぐにお金を得られるので、近日中にお金が必要な人向けです。

単発や日払いで任される仕事は多種多様ですが、主な内容は以下の通り。

  • イベントスタッフ
  • 倉庫の仕分け
  • コールセンター
  • 年賀状仕分け
  • 店舗モニター など

仕事内容によって拘束時間が違い、肉体労働をしなければならない場合もあります。

体に負担がかからないよう、自分ができる内容の仕事を選択して稼ぎましょう。

家にいながらお金を工面するならクラウドソーシングで稼ぐ

コロナの関係であまり外出はしたくない、子育てや家事であまり家を空けられない人は、在宅でお金を稼ぐのがおすすめです。

在宅でお金を稼ぐには、クラウドソーシングに登録して様々な仕事を請け負いましょう。

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業(または個人)と、仕事を請け負いたい個人(または企業)が登録できるプラットフォーム。

自分が持っているスキルに合わせて仕事を探し、請け負った仕事に対して報酬をもらいます。

自宅にいながらまとまったお金を稼げるので、主婦やフリーターにもおすすめ。

クラウドソーシングで請け負える仕事の一例をまとめました。

  • データ収集、入力
  • 記事作成(ライティング)
  • 翻訳
  • 画像作成、デザイン
  • アンケート回答

企業ロゴのコンペで採用されると、それだけで10万円以上の収入になる場合も。

初心者でも始めやすいので、スキマ時間を持て余している人は在宅業務でお金を稼ぎましょう。

お金がない事情を説明して親や友人に頼る

どうしてもお金がなくて困っているなら、親や友人に相談してみるのも1つの方法です。

お金の貸し借りは人間関係を崩しやすいですが、借りる側が真摯に対応すれば大きなトラブルなく借り入れできる可能性があります。

医療費が足りない、失業して生活できないといった、仕方ない具体的な理由があればお金を借りられるかもしれません。

自分の努力だけではどうしようもないとき、最後の手段として相談してみましょう。

親や友人からお金を借りる場合には、トラブルにならないよう借用書を作成するのがおすすめです。

借りたお金は必ず返済し、生活基盤を整えていけるよう努力しましょう。

本当にお金がないなら公的融資制度も検討する

お金がなくて生活もままならない場合、国の制度を使ってお金を借りられる場合があります。

公的融資制度は、国や市町村が定める条件に当てはまった人がお金を借りられる制度です。

明確な事情があり、行政に認められた場合のみ利用できるため、誰でも借りられるわけではありません。

しかし、どうしても生活が苦しくて困っている人にとってはセーフティネットとなってくれます。

公的融資制度は数え切れないほど様々な制度があり、自分がどの制度を使えるのか判断するのは難しいでしょう。

例えば病気や怪我などで仕事ができずにお金に困っている人には、加入している年金によって支給を受けられる『障害年金』の公的融資制度もあります。

障害年金の金額を調べておくと、どの制度を利用するかの選択肢を広げられます。

この記事では、利用しやすい公的融資制度をいくつか紹介します。

公的融資制度について詳しく知りたい人は、近くの社会福祉協議会や各役所に相談してください。

低所得者が利用できる生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度とは、低所得者高齢者、障害者が最低限の生活を送れるようにお金を貸し付けてくれる制度です。

他の金融機関でお金を借りられない人しか利用できないので、本当に困っている人向けと言えます。

生活福祉資金貸付制度は大きく分けて4つの区分に分けられ、さらに細かく9つの種類があります。

種類 使用用途
総合支援資金 生活支援費 生活再建のための資金
住宅入居費 賃貸契約を結ぶための敷金・礼金など
一時生活再建費 就職や転職のための技能習得費、債務整理費用など生活支援費でまかなえない資金
福祉資金 福祉費 生業を営むための経費、病気要領時の治療費、住宅の増改築費、福祉用具購入費、介護や障害者サービス費用など
緊急小口資金 緊急かつ一時的に生活が困難になったときの生活費
教育支援資金 教育支援費 子どもが学校に修学する費用
就学支度費 子どもが学校に入学する費用
不動産担保型生活資金 不動産担保型生活資金 低所得の高齢者世帯に、住宅を担保に貸し付ける生活資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 要保護の高齢者世帯に、住宅を担保に貸し付ける生活資金

各制度について詳しく見ていくと、利用できる融資があるかもしれません。

他の企業や金融機関からお金を借りられず困っている人は一度チェックしてみてください。

お金がない状況に陥ってしまう原因をピックアップ!原因を明確にして生活を見直そう

お金がない原因は人によって様々で、具体的に理由が分かっている人も多いでしょう。

例えば失業や休業で収入が減った人、観光葬祭で突然出費しなければならなかった人は、お金がない原因も明確です。

お金がない原因や理由が分かっている人は対応しやすいですが、「特に明確な理由が思い当たらないのにお金がない」という悩みを抱えている人もいます。

明確な原因に心当たりがない人は、なぜお金がないのか、自分の生活を見直して理解するのが重要です。

お金がない状況に陥ってしまう原因をいくつかピックアップしました。

毎月の収入と支出を理解できていない

お金がない人の多くは、自分が得られる毎月の収入と、抱えている毎月の支出を明確に理解できていません。

「毎月の収入は何円ですか?」と聞かれたら、「20万円です」とすぐに答えられる人は多いでしょう。

しかし、「では毎月の支出は何円ですか?」と聞かれたら、具体的に「◯万円です」と答えられる人は少ない傾向にあります。

毎月の収入を把握できていても、それに対して支出の管理は疎かになりがちです。

収入が20万円だとしたら、頭の中でだいたい20万円以内に収まるよう、なんとなくやりくりしていませんか?

以上のように、毎月の収入と支出を明確に把握できていないと、お金がない状態になりやすいです。

「想像以上にお金を使ってしまっていた」「月初の方に使ったお金の金額を忘れてしまった」といった内容が原因で、収入以上の支出を抱えてしまう可能性があります。

毎月の収支を理解しているつもりでも、自分で把握できていないとお金がなくなってしまいます。

お金がない人は不要な出費が多い

不要な出費が多い、浪費するのもお金がない大きな原因です。

ギャンブルや必要以上に高価なもの、生活する上で不要なものにお金をかけすぎてしまうと、当然お金がなくなります。

浪費をしてしまう主な理由は以下の通り。

  • 買い物やギャンブル依存症
  • ストレス発散で買い物してしまう
  • お金を使う前に踏みとどまれない

ダメだと分かっていても浪費してしまう人の中で多いのが、買い物やギャンブルの依存症になっている人。

依存症は自分では気付きにくく、取り返しがつかないところまで行って初めて自覚するパターンも少なくありません。

買い物やギャンブルを趣味のうちにとどめておけるならいいですが、「このお金を使ったら絶対にダメ」と分かっている生活費に手を出してしまう人は注意が必要です。

また、ストレスが溜まったときに買い物をストレスの発散方法にしている人も気を付けなければなりません。

買い物でストレス発散している人は、「買い物をする」行為が好きなのであって、別にいらないものを無駄に買ってしまっている場合も。

お金を使うだけ使って、「後で考えてみれば不要な出費だった」と後悔した経験がある人も多いのではないでしょうか?

上記だけでなく、お金を使う前に考えて踏みとどまれない人は多いです。

目先の感情を優先して、勢いでお金を使ってしまう人は当然すぐにお金がなくなってしまいます。

「欲しい」と思った服をすぐに買う、ソーシャルゲームへの課金を自制できない、何かと言い訳をして買い物を正当化してしまう。

「無駄遣いをしているつもりはない」と思っていても、改めて考えると思わぬところで浪費している場合があります。

自分の収入に合った生活ができていない

自分の収入より高い生活水準でお金を使っていると、すぐにお金がなくなります。

SNS映えを目的に高いランチを食べたり、自分より生活水準が高い友人に合わせて無理をしていませんか?

毎日食べるランチの金額を200円下げるだけでも、6,000円の節約になるし、ブランド物の服を諦めれば、その分だけ生活が楽になります。

「周りに合わせたい」「惨めに思われたくない」といった理由から、収入に見合わない生活をしている人は要注意です。

特に、何らかの理由で収入が減った人は、これまでの生活水準を続けるとどうしてもお金が不足してしまいます。

現在の収入をしっかり確認して、収入に合った生活を心がける必要があります。

本当にお金がない状況を長期的に解決する方法は?

一時的にお金を工面できても、本当にお金がない人は根本的な見直しを行わなければなりません。

お金がない現状を改善するため、長期的な解決方法にも取り組んでいきましょう。

慢性的にお金がない状態を解決するために取り組むべき内容は以下の3つです。

  • 固定費の見直し
  • 家計簿を付ける
  • 収入を上げる

それぞれの取り組みについて詳しく解説します。

お金がない人は毎月の固定費をすべて見直そう

お金がない状態を解決するため、1番始めに取り組むべき内容は固定費の見直しです。

固定費とは、食費や家賃といった「毎月必ず支出するお金」を指します。

「絶対に支払わなければならないお金だから」といって確認をおろそかにしていると、案外ムダに出費しているかもしれません。

一般家庭によくある固定費と、見直し内容をまとめてみました。

固定費 費用の内容 見直しポイント
住居費 家賃、駐車場代、住宅ローン ・ムダに支払っている駐車場を解約する
・住宅ローンで毎月の支払い金額を下げる
光熱費 電気代、ガス代、水道代 ・エアコンや電気を都度消す
・水を出しっぱなしにしない
・浴槽にお湯を張る回数を減らす
・ガス会社を乗り換える
通信費 ネット代、スマホ代 ・格安スマホに乗り換える
交通費 公共交通機関の運賃、ガソリン代 ・できる限り電車やバスを使わない
・自転車で行ける範囲は自転車を使う
交際費 飲み会、友だちと遊ぶお金など ・参加する飲み会の頻度を減らす
・お金がかからない遊び方をする
食費 飲食費用 ・外食を減らす
・食品が安い日に買い物する
娯楽費 趣味に使うお金 ・1ヶ月の上限金額を決める
・お金がかからない趣味を始める

実際にすべて実践すると大変で疲れてしまうので、自分にできる範囲で取り組むのがおすすめです。

特にムダな出費になりやすい交際費や娯楽費は、必要以上にならないよう注意しましょう。

毎月封筒にお金を分けて、自由に使える金額をあらかじめ決めておくのも効果的です。

お金の流れを把握するために家計簿を付ける

記事の冒頭でも述べた通り、お金がない人は自分の収入と支出を明確に把握できていない場合が多いです。

毎月の収支を把握して無駄遣いを防ぐためにも、家計簿をつけましょう。

家計簿は面倒に感じますが、慣れてしまえば買い物のたびに金額をメモするだけなので大きな負担になりません。

すべての買い物を細かくメモするのではなく、「食費」「娯楽費」「交通費」など大まかにカテゴリ分けしておくと、見返したときに見やすいです。

毎月の支出をメモしていけば、お金を使いすぎてしまった原因が見えてきます。

最近はスマホで使える家計簿アプリも増えてきたので、お金をかけずスマホで簡単に管理できます。

銀行が提供している家計簿アプリを使えば、自動で毎月の収入と支出を反映してくれるので非常に便利です。

合わせて、クレジットカードの明細を確認できるアプリも導入しておくと、細かい出費まですぐに確認できます。

根本的に収入を上げることも検討する

お金がない状態を一気に解決するためには、やはり毎月の収入を上げるのが最も手っ取り早いです。

収入を上げる方法は大きく分けて3つあります。

現在の本業に力を入れる

頑張り次第で昇給、ボーナスの増額が期待できる会社なら、本業に力を入れて取り組みましょう。

仕事を頑張って結果を出すだけでなく、上司との関係を良好に保つのも重要です。

無理をしすぎると体を壊してしまうので、体調に影響が出ない範囲で取り組んでください。

待遇がいい職場に転職する

「どれだけ頑張っても評価されない」「そもそも基本給が低すぎる」といった問題を抱えている人は、思い切って転職も視野に入れましょう。

同じような仕事内容でも、高所得で待遇がいい職場が見つかる可能性もあります。

今すぐには難しくても、定期的に転職サイトを見て情報収集しておくと、いい職場に巡り会えるかもしれません。

また、仕事が辛くて頑張りきれないなら転職を視野に入れておくだけで気持ちが楽になります。

金銭面だけでなく精神面でも現状を変えられるので、今の職場にこだわりすぎないのもポイントです。

副業を始める

本業はそのままで、土日の空き時間を使って副業をしている人も増えています。

2021年8月に転職サービス「doda」が社会人15,000人に対して行った調査によると、「あなたは今副業をしていますか?」という質問に対して、「している」と答えた人が8.0%、「していない」と答えた人が74.2%でした。

引用:doda

転職サービスが行った調査では、副業をしている人の割合が8%。

まだ少ないようにも感じますが、在宅でできる様々な副業が注目され、副業を視野に入れる人はかなり増えた印象です。

毎月の副業収入は、努力次第で10万円以上の稼ぎになることも。

収入が数万円でも増えれば生活が一気に楽になる人も多いでしょう。

時間があれば、副業を始めてみるのもおすすめです。

お金がないときでも絶対にやってはいけないこと4つ

お金がないと生活が追い詰められ、精神的にもつらい思いをしてしまいます。

「お金があればストレスから逃れられる」と、本来手を出すべきではない方法でお金を工面してしまう人も少なくありません。

後になって大変な思いをしたり、トラブルに巻き込まれたりするので、これから紹介する方法は利用しないでください。

闇金や違法業者からお金を借りる

お金を貸してくれる消費者金融は、お金を貸すにあたって各都道府県から営業許可を受けています。

営業許可を受けた業者は「貸金業法」を守って運営しており、法外な金利を要求したり、必要以上の取り立てを行ったりしません。

しかし、中には営業許可を取らず、法律を無視してお金を貸している違法業者がいます。

違法業者でお金を借りると、金銭トラブルに巻き込まれてしまう可能性が高いです。

「無職でも借りられる」「審査なし」と掲げている業者は違法業者なので絶対に利用しないでください。

一発逆転を賭けてギャンブルをする

お金がない状態を打破するため、持ち金を賭けてギャンブルで一発逆転を狙う人もいます。

確かに当たればリターンは大きいですが、非常にリスクが高い行為なのでやめましょう。

ギャンブルは金銭的に余裕があるタイミングで楽しむべきもので、生活費を稼ぐ方法ではありません。

負けたら今よりもっと生活が苦しくなるので、ギャンブル以外の方法で改善していきましょう。

クレジットカードの現金化は違法行為

クレジットカードで金券を購入し、業者に買い取ってもらって現金を手に入れる行為を「クレジットカードの現金化」といいます。

手っ取り早く現金を手に入れられる方法ですが、クレジットカードの現金化は規約違反です。

会員は、現金を取得することを目的として商品・権利の購入または役務の提供などにカードのショッ
ピング枠、ショッピング残高枠(第19条第2項に定めるものをいう。)を利用すること(以下「ショッピング枠現金化」という。)はできません。
なお、ショッピング枠現金化には以下の方式等がありますが、現金を取得することを目的とするショッピング利用である限り、方式のいかん
にかかわらず、禁止の対象となります。

引用:JCB

各クレジットカード会社の利用規約にも、「現金化は禁止」と明記されています。

規約を破るとクレジットカードを強制解約されてしまい、今後契約が難しくなるので注意してください。

借り入れの返済をするために新しく借り入れする

現在カードローンの借り入れがあり、返済のためにお金がない人もいます。

今ある借り入れを返済するために新しくお金を借りるのは、あまりおすすめできません。

借入先が変わるだけで借入金額は据え置きとなり、根本的な解決にはならないからです。

借り入れのせいで生活が苦しい人は、おまとめローンや借り換えローンを利用しましょう。

今の借り入れより金利が低くなり、返済の負担も減らせます。

それでもお金がない場合、債務整理も検討してください。

債務整理を行えば、返済を大幅減額したり、返済自体を免除してもらえる可能性があります。

債務整理は最終手段ですが、選択肢の1つとして覚えておきましょう。

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